九州豪雨、三連水車も襲う
〜水車物語に新たな課題!! 復旧、復興に向けて〜
平成29年7月九州北部豪雨により、三連水車も被害を受けました。
7月5日以降、住民ディレクターの田中修さんが三連水車の様子を撮影されています。
8月2日に三連水車が動き始めました。
7月7日撮影
7月16日撮影
7月7日撮影
7月29日撮影
朝倉の三連水車が回り始めました。この三連水車が回り始めると田植えが始まるので朝倉市の風物詩として昔から親しまれています。しかし、この水車物語には飢饉に苦しんだ江戸時代のお百姓さんたちの苦難の歴史から現代のアフガニスタンの難民65万人の食料危機を救援するまでにつながる水との戦いの歴史と成功モデルが隠されています。
数年前からこの大事業について何とかもっと多くの人たちに知ってもらおうと朝倉住民ディレクターの映像記録活動が続けられています。今年は来年の春に向けて日本三大暴れ川といわれる筑後川の流域でのこの見えにくい営み、人々の暮らしぶりをドキュメンタリーにしようとする試みが本格的に始まりました。住民自身が大地に描く大河ドキュメンタリーです。かわら版では様々な視点でこの大ドキュメンタリーの制作プロセスをリポートし続けます。
<6月10日>
三連水車を支えるのは水車大工さんたちです。金釘を使わず全て竹釘で組み立てます。
リーダーの妹川幸二さん(59)は若い頃から水車の維持管理に携わってきました。
<6月11日>
水車の組み立てに使えるのは二日間、すごい勢いで仕上げます。
後継者が育ってないため今後の大きな課題でしたが今年は若手二人が参加してくれました。
<6月12日>
住民ディレクターチームは5名程ですが、取材される側だった観光ボランティアさんも手伝ってくれたりして和気藹々と取材が行われます。
<6月16日>
6月16日、翌日に山田堰の水門を開けて堀川用水が増水すると水車が活躍し始めます。
<6月17日>
<6月18日>