9月末まで!筑後川 鵜飼(朝倉市)
2017年7月5日の豪雨災害により中止しています。
鵜飼の始まりは古く、『古事記』『日本書記』に既に記されています。筑後川の鵜飼については、平城京跡から発掘された木簡より霊亀2年(716)および3年に生葉郡(現 うきは市)から鮎を貢進したという記述があり、そのころには始まっていた可能性があります。また、江戸時代に活躍した杷木の俳人篠崎兎城は「鵜の声に内庭せまし初時雨」「漁火やすかせばさらに秋の雲」と詠んでいます。
鵜飼に使うのは「ウミウ(海鵜)」という種類で、喉が大きいのでたくさんの魚を飲み込むことができます。「鵜の目、鷹の目」いわれるようにとても目がよく、きれいなグリーンの瞳をしています。また、年功序列をしっかり守っていて、舟の舳先で休むときは年齢の高い鵜から先の方にとまります。
原鶴温泉の鵜飼は毎年5月20日の鮎漁の解禁から9月末まで行われ、夏の風物詩となっています。
◆鑑賞について
屋形船に乗船し、筑後川上流で鵜飼い船と合流、鵜飼いを見学しながら川を下ります。所要時間は約50分です(説明時間を含みます)。
現在では、「かがり火」は使用せず、バッテリーを使用しているため、鵜が川を潜って魚をくわえる瞬間を見る事ができます。
【実施期間】 平成29年5月20日(土) から 9月30日(土) まで
【出船時間】 20時30分
【下船時間】 21時30分
【乗船場】 上流 小野屋・六峰舘前 下流 泰泉閣前
【料金】 おとな(中学生以上) 2,160円
こども(小学生まで) 1,080円
【ご注意】
※乗合船となります。貸切船のご用意もありますので、詳しくはお問合せください。
※時間は川の状態等で前後することもあります。
※未就学児は無料。ただし必ず保護者同伴で乗船すること。
【お問合せ】 原鶴温泉旅館協同組合
(電話)0946-62-0001
(公式サイト)http://www.harazuru.jp/index.php